Walk the Walk

COMPOSITION DATA

TitleWalk the Walk
Japanese Title ウォーク・ザ・ウォーク
Composer Michael Daugherty
Arranger
sax Baritone
tuba
perc 1
pf
electronics
others
Publisher
Year of composition 2005
Duration 8 min.
Detail of percussion

PERFORMANCE DATA

Performers
Masanori Oishi (sax)
Yoshiko Kanda (per.)
Date 18/12/2019
Venue Yamaha Ginza Studio (Tokyo)

PROGRAM NOTE

ドアティは1954年アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。作曲の師はマーティン・メイルマン、チャールズ・ウォリネン、ピエール・ブーレ―ズ、ジェイコブ・ドラックマン、アール・ブラウン、バーナード・ランズ、ロジャー・レイノルズ、ジェルジ・リゲティといった錚々たる顔ぶれ。また、ギル・エヴァンスの編曲アシスタントを務めたこともあるとか。今やアメリカを代表する作曲家の一人で、数多くのメジャーオーケストラから委嘱を受けています。中でも、フィラデルフィア管弦楽団委嘱作品《フィラデルフィア物語》の第3楽章「ストコフスキーの鐘」は、吹奏楽版が日本でも大ヒット。ほかにも《ナイアガラの滝》、《ルート66》、《モーターシティ・トリプティク》、さらにはSFドラマ『スタートレック』にちなんだ《ヴァルカン》など、アメリカの風物やカルチャーを題材にした作品が目立ちます。《ウォーク・ザ・ウォーク》もその一つで、作曲者は次のように述べています。
「バリトンサクソフォンとパーカッションのための《ウォーク・ザ・ウォーク》は、1959年から1972年にかけて歴史的なモータウン・レコードで活躍した、デトロイトのスタジオミュージシャンのグループであるファンク・ブラザーズとピアニストのジョー・ハンターを称えるコンサートのためにOpus 21から委嘱されました。テンプテーションズの《マイ・ガール》[注]のフレーズ断片を固定楽想(イデー・フィクス)として用いつつ、聴衆をあの素晴らしいデトロイトのブルース、ロック、ジャズ、そしてラテン・モータウンのグルーヴの世界に誘います。」
(国塩哲紀 2019年12月18日公演配布プログラムより)  
Back